そこには1歳半から3歳児までが10人ほどいて3人の先生がみている。
体験で、親は椅子に座って眺めていられるのだけれど、一歳ぐらいの子が先生ときゅうりの皮をむいたり、ブロックで遊んだり、それぞれ思いおもいにやりたいことをしていた。
1人で手を洗ったり、洗濯物を干したり、全てが子供用の高さに作られ、木でできていて、おままごとをみているようで、こちらも楽しかった。
おやつの時間にはやりたい子が皆の分のテーブルとお皿をセットし、自分達で切ったリンゴを食べていた。
うちのこは、粉をひかせてもらい、その粉で皆で今度パンを作って食べると先生が説明してくれ、へぇーと感心。キッチン好きな我が子にはもってこいである。
ちょっとでも騒ぐこがいると、先生がすぐにシーっといって何か他に仕事を与え集中させていたのを見て、もっと伸び伸びでもいいのではと思ったが、静かになることは自分自身をコントロールして自律を養うためらしい。それと集中力を高める目的もある。
あまり騒ぐこがいないので、皆大人しく、多少別世界な感じもした。
子供は満足で楽しいと言っているし、教室に置いてある教具が全て工夫してあり私も見てて楽しくなり気に入ったので、しばらくは通わせようと思うが、現実世界は色々な人が共存していてその中で生活するのだから、自己主張を学ばせるために幼稚園は近所に通わせる予定である。