あの世にいく最後まで結婚して良かったかはわからないけれど、今のところ良かったと思う。
穏やかな日々ではあるものの、毎日が平和なわけではなく、何かしら問題は起き、解決したら次はこの問題とでてきたり、言葉のニュアンスの誤解からのケンカもよくするけれど。
よく海外に住むと、最初は旅行気分で楽しく、数年後辛くなるというけれど、私は最初から辛く気分転換に街にでるより、家でゴロゴロするほうが楽しかった。
スイス生活と結婚生活が同時に始まり、他人と暮らす大変さや、言葉の誤解などからの疲れで、いやー人生の分岐点だ、、どーなるやらと色々人に相談していた。
平和に暮らしていても何か物足りなく、日本ならこうなのになぁと遠い目をしていたのである。
昔からの友達が、旦那の悪口を聞いたことないから大丈夫と言ってくれたのは心強く、確かに旦那に嫌なところがないので、あえて言わないのではなく特に悪口の言いようがなかった。
そして、そんなに面白おかしく生きてる人なんていないと母から言われたのだった。
私は結婚生活に面白さを求めていたのである。
今となっては、結婚で重要なのは皆が健康で大きな波風たてず生活できていることが1番だなぁと思う。
そしてスイスで生活していなければ経験できなかったことや、大陸と島国の考え方の違いなどがわかったことなど、サポートしてくれた旦那には感謝である。
あとは日本だろうとスイスだろうと皆、子供に会えたのは結婚して良かった理由の一つなのではなかろうか。
この子に会うには旦那と結婚しなければ会えなかったのだ。