日々たんたん スイス編

スイスの生活。最終形でアップしていないので内容変更あり。

しまじろう

f:id:paulchen:20210418192949j:plain自分の力だけでは子供の語彙力がつかないので通信教育のしまじろうを実家から他の荷物と一緒に送ってもらっている。こちらでしまじろうを使っている家はかなり多く評判もいい。日本語は擬音語・擬態語が多いが、しまじろうのDVDを見ていれば自然とわかるようになるそうだ。子供もいまや毎日、しまじろうの人形を持ってきて見せてくれと無言の圧力をかけてくる。会員には無料のアプリもあり、読み聞かせやリトミックができ便利な世の中で良かったなあと思う。

小学生になるとタブレットで漢字など学べるそうでゲーム感覚なら楽しく日本語を覚えてくれて日本人学校と一緒に活用すれば上手くバイリンガルへと導けるかもしれない。

日本人学校の先生をしている友達によると、同じぐらいの子供同士で遊ばせていた子供とお母さんだけと日本語を話していた子供では日本語の力が全然違うと言っていた。というわけでせっせとお友達とも遊ばせている。ただ同じ空間にいるだけだけど、同じような仲間がいるというのも重要なのだろう。

人生塞翁が馬で、時代が進化してバイリンガルの教育環境が整ってきている現在、遅く結婚して子供が遅く生まれて丁度良かったとすら最近思う。家族にも良い影響があり、義父を亡くし時間が空いた義母は再び忙しくなり、日本の高齢の両親も楽しみがまたでき、なぜか孫を通してご近所と仲良くなっている。

日本で高齢出産だとママ友の年齢がとか、歳とったお母さんと言われるかもと気になったかもしれないけれど、自分の年齢を気にする状況になったことがなく、外国人でも日本人でも付き合うのは気があうか合わないか、自分が楽しいかどうかだけが判断基準となっている。

人生後半になり自分が楽しくないことはしないという結論に達した。後でストレスになるくらいなら出来ないことは断わり、あー今日も平和だったと眠りにつく平凡な日常が幸せである。