日々たんたん スイス編

スイスの生活。最終形でアップしていないので内容変更あり。

さよなら パーティー

ドイツ語の先生の授業が最後のため、授業の半分はさよならパーティーをした。

先生がケータリングを頼んでくれ、お酒も入ったからか、授業時間が過ぎても皆で話しが盛り上がった。私はお酒は飲まないが、お酒が少しでも入ると外国人もいつもに増して饒舌になるんだなぁという発見。人の話をさえぎる先生を初めて見た。

話は多岐にわたったのだが、、

スイスの小学校も移民が増え学校内の言語がめちゃくちゃになり、子供がきちんとしたドイツ語が話せなかったり、ストレスで先生がよく辞めたりと結構問題があるらしい。

この現状を聞くとそのうち、移民とスイス人のすみ分けができそうだ。

本当に勉強がしたい子が高等教育に進むことに賛成の私はスイスの学校に文句はないのだけれど、実態をよく知らないので近所のママ友から聞かないとなぁ。

さて、ドイツ語学校を先生が辞めても、皆で時々お茶をすることになり良い仲間ができたのが長年学校に通った成果である。

ドイツ語はC1になっても結局はまだまだで、近所の子が遊びに来たときに気を使って標準ドイツ語で話してくれるものの、時々何を言っているかわからなかったり、面倒で子供に適当にフンフンと言ってしまったり。子供が話すドイツ語が1番難しいー。

まだまだなのである。

 

 

髪を長くしたい

うちの息子。今度は女の子みたいに髪を長くしたいといいだした。わりと髪の長い男の子もいるので、とりあえず少し伸ばすことに。

スカートはファスナハトではいて以来、満足して何もいわなくなった。

とにかく何でもやってみたいのか、何なのか。

ただ、おじいさんにはなりたくないから女の子になりたいんだそう。

検診で先生に言ったら、スカートを言われるままにいっぱい買ったり後押しせず、男の子として育ててと言われる。

10代にならないと本当にどちらかなのかは自覚はできないそう。

とりあえずやりたい様にはある程度やらせるけど、後押しするのは止めることにした。

誕生日会 およばれ

ついに子供が誕生日会にお呼ばれし、親子共々行ってきた。こういうのに参加するだけで1日どっと疲れる。

家で誕生会をしたのだけど、外でも適度に遊ばせ、どこかにケーキが隠されていると住宅街の道にかかれた矢印をたどりながら、お母さんが子供達を面白おかしく宝箱まで誘導していたのは、さすがこっちの人だなぁと感心してしまった。

うちも誕生日会は宝探しを庭でやるかなぁ、なんか面白いネタないかなぁ。

家でやるにも一捻りあるのがこちらの誕生会のようだ。やっぱり気が重い。。幼稚園に入ってからしようと思う。

 

ドイツ語 そろそろ終了

ドイツ語の先生がついに辞めることになり、クラスは他の先生が受け持つことに。

私はそのまま申し込んだけど、この先生だからクラスが続いていたので、人数不足でクラスの継続はないかもなぁ。

先生はTelcの試験官など裏方にまわるようで、かなり残念。

クラスメイトは休暇ついでにドイツのゲーテでドイツ語習ってくると言っていた。今後はそんな感じでもいいかも。

そろそろドイツ語C1のテストを受けて英語を習いにいく時が来たようだ。

本当に酷いスペインの銀行

去年、スペインにある両親の家を売却した。売却手続きだけでもボロボロと問題がでるのは予想していたけれど、それを上回って銀行が酷かった。

仕事を全くしないのである。銀行はどの国もちゃんとしているものだと思っていたので、最初はまさかと思ってたが、いまでは全く信用ならない。

日本に送金しようとしたら、全く知らない口座宛てに銀行が送金したため、お金が行方不明に。送金されていない不備を指摘したらそのまま忘れられ放置。

代理人が10回ぐらい銀行に足を運び、最後はマネージャーに直接掛け合い、行方不明の送金を探してもらうのだった。そこから銀行口座を締めるまでさらに4か月。

日本なら全て1日で手続きが終わるはず。

あちらのミスで手数料が更にかかっているのに補償もせず、何回掛け合っても知らん顔。預けたお金を減らしていくなんて、何のために存在するのか。

銀行がこれなら他はもっと酷いんだろう。

国自体がどう成り立っているのか不思議でならないと旦那に言ったら、まだスペインはいい方で、義理兄の彼女の住むペルーはもっと酷いと言う。

スイスは日本とだいたい同じスピードで物事が進むので本当に住む場所がスイスで良かったと思う。それでも、え?ということは時々起こるから、日本ほど正確で信用できる国はない。

海外にいると、物事が進まなすぎてストレスで憤死してもおかしくない。

憤死しないためには鈍感になるしかないかなぁ。

 

スカートに目覚める息子

キラキラ、ピンク綺麗なものが大好きな息子。

女の子の物は、なぜ可愛いものが多いのかスカートをはきたいと最近言い出した。

最初はスカートをはくのを恥ずかしがっていたものの、ファスナハト(カーニバル)の時期なので、仮装ついでにスカートをはいて連日外に出かけて大満足している。

いつまで続くのかはわからないけれど、気が済むまで好きな服を着させようと思う。子育てはほんと未知の世界で、何が起こるかわからない。

びっくり箱‼️だな。

 

なぜ現地語が必要か

スイスは英語だけでも生活する分にはやっていける。この前、私より長く同じ地域に住んでいて、あまりドイツ語がわからない人と話していた時、ドイツ語がわかるのとわからないのでは、知っている情報量が全然違うということに気が付いた。

一般的によく言われるのは英語がわかるとわからないのでは世界から得られる情報量が全く違うというのと同じである。

ドイツ語にそれほど抵抗がなくなり、月一で発行される市のニュースを読み始めたら、頑張っている市に愛着がでてきた。色々な学校の取り組みの紹介も載っているので、私にはかなり重要な情報源になっている。

工事現場を通ると、あそこはあれが立つ予定かとか、ここは再開発するのかとか、自分もより帰属意識がでてきて、街を見る目が変わったのだった。

私が知っている限りでは、ドイツ語がわかる人は働いたり近所との交流も盛んなため、スイスに馴染んでいる人が多いが、ドイツ語がわからない人は10年経っても生活に不安そうだったり、ドイツ語で読んだり調べられないので、よく比較せずに日本の方が良いと一方的な見方をしていたりする。それは得られる情報量が少ないから、そうなるのだと思う。

ドイツ語がわかると、より習慣や地域に興味がでて他の人と政治や経済など細かい話もしたりと、スイスがより身近になり見方もかわるので、現地語は必要であると思っている。