去年、スペインにある両親の家を売却した。売却手続きだけでもボロボロと問題がでるのは予想していたけれど、それを上回って銀行が酷かった。
仕事を全くしないのである。銀行はどの国もちゃんとしているものだと思っていたので、最初はまさかと思ってたが、いまでは全く信用ならない。
日本に送金しようとしたら、全く知らない口座宛てに銀行が送金したため、お金が行方不明に。送金されていない不備を指摘したらそのまま忘れられ放置。
代理人が10回ぐらい銀行に足を運び、最後はマネージャーに直接掛け合い、行方不明の送金を探してもらうのだった。そこから銀行口座を締めるまでさらに4か月。
日本なら全て1日で手続きが終わるはず。
あちらのミスで手数料が更にかかっているのに補償もせず、何回掛け合っても知らん顔。預けたお金を減らしていくなんて、何のために存在するのか。
銀行がこれなら他はもっと酷いんだろう。
国自体がどう成り立っているのか不思議でならないと旦那に言ったら、まだスペインはいい方で、義理兄の彼女の住むペルーはもっと酷いと言う。
スイスは日本とだいたい同じスピードで物事が進むので本当に住む場所がスイスで良かったと思う。それでも、え?ということは時々起こるから、日本ほど正確で信用できる国はない。
海外にいると、物事が進まなすぎてストレスで憤死してもおかしくない。
憤死しないためには鈍感になるしかないかなぁ。