日々たんたん スイス編

スイスの生活。最終形でアップしていないので内容変更あり。

国語力

 

日本の甥っ子が中学のテストで学年総合1位だったということを聞き、どういう勉強の仕方を今までしてきたのかを本人に聞いてみた。塾には通っていないのだが、秘訣は読書で国語力だそうだ。読解力があればどの科目にも通じるとのこと。確かに読解力があれば理解力もあがりどの科目もわかるはず、、

語学の強い人は単語がわからなくても文の前後でわからない単語を推測して読んでいく。甥っ子は幼稚園の時、よりぬきサザエさんが愛読書だった。知らない単語が多いにもかかわらず笑いながら読んでいたのだが、分からないながらも絵と前後のコンテクストで推測して読んでいたんだと思う。

そうやって鍛えた読解力で物事を推測したり、深く理解する力をつけたのかもしれない。

スイスは11歳で進学コースの学校か就職コースの学校に別れる。本人の希望もあるが基本は成績で決まり進学コースは狭き門だ。ただ頭が良くても就職コースを選ぶ子もいる。旦那いわく、自分のやりたい事でどっちにするか決めれば良いというが、11歳ではまだまだ将来どうしたいかは分からないと思う。

どちらの学校をでても、本人次第だが最終的には給料に大きな差はでない。義兄は就職コースで旦那は進学コースだが、義兄のほうが稼いでいる。

とはいえ、私的には出来たら進学コースに進んでもらいたい。甥っ子が言うように国語力は重要で、ないと思考はしっかり育たないと思う。うちの子供の場合は第一言語のドイツ語力をまずはしっかり身につけなければいけないのだが、日本語もそれなりになって欲しい。。

手探り状態のため、育児が終わってから、今ならあの時あーしてたのにということになるかもしれない。

まぁどの道に進んでも本人が幸せで健康ならそれが一番だけれども。