日々たんたん スイス編

スイスの生活。最終形でアップしていないので内容変更あり。

子供の習い事

うちの子は産まれたときから人見知りしないので、多分育てるのが楽な方かと思う。子供の性格はどうやって決まるのだろうかと思っていたが、10代の甥っ子や姪っ子を見る限り、産まれもった性格から変わっていないので、よほど環境や育っていく過程で何かない限り、基本は変わらないのだと思う。

育児書に3人に1人は何かにすごくはまる時期があると書いてあった。まだ我が家は幼児だが、ボサノバに非常に興味を示し、お気に入りのグループが歌うとジーっと飽きずに毎日聴き入っている。旦那の祖父が有名な音楽家だったらしく、旦那は耳を引き継ぎ、絶対音感を持っている。譜面をみてピアノを弾いたことがないと言っていた。さらに、新しい曲を聴いていきなり変調して弾けるのだ。残念ながらピアノの腕はそれほどでもないが、、

子供も耳がやたら大きいので、耳のよさを引き継いでいるだろうと思いたい。

スイスでは子供にスポーツと音楽を習わす。今から何の楽器にしようかと考え中だが、自分が挫折したバイオリンをやらせたいと私は思っているけど、ギターもいいよねと思ったり。個人より集団で合奏できる楽器の方が将来も趣味で続けやすかったり、人と知り合う機会に繋がるかなと思う。

姪っ子や甥っ子のピアノやフルートの発表会を何回か見に行ったことがある。こちらの発表会は放課後の学校の教室を借り、皆、普段着でのかなりカジュアルな会だ。譜面を見ながら弾いていて、テンポがバラバラだったり、途中止まったり、強弱がなかったり、まだ練習過程のようでお世辞にも上手だと思える生徒が今まで1人もいなかった。。

これが発表会??と日本の完璧な発表会をイメージしていたので、最初は気が抜けたもんだ。

しかし、皆、自信満々に弾き、終わると拍手喝采なのだ。この方がプレッシャーもないし、音楽を楽しむという点でいいのかもしれない。

最近は子供の将来にワクワクし、何をしていこうかと考えたり調べたりするのが楽しく、こうして親バカになっていくのかと、日々実感している。自分に何か才能があったら、そんなに子供に期待しないのかもしれない。と、自分の平凡さにも気づくのであった。