我が家もバカンスに入り1週間、南スペインのアンダルシア地方にいる。滞在しているのは両親が30年以上前に購入した家でコロナで2年誰も来なかったため、どうなっているやらと思ったが、床は石造りなのであまり埃もなく、ささっと掃除をするだけで済んだので良かった。
毎日暑いので朝出かけて昼からはお昼寝し、また涼しくなってから外へ出かけている。スペインの夕食は遅く21時ぐらいから始まるので丁度子供が寝る頃、家の下のレストランが賑わいだし、23時閉店のところ何故か夜中1時まで大騒ぎしている。あースペインだなと思う瞬間だ。うるさくてイライラするけれど、密かにレストランのWifiをベランダで使っているのでしょうがないと思うことにした。
ここはイギリス領ジブラルタルにも近く、引退後に太陽と地中海を求め移住してくるイギリス人やバカンスでくるイギリス人が多く、英語がどこでも通じレストランもイギリス人向けに出来ている所が多い。
今はデンマークやスウェーデンなどスカンジナビアからの移住者も多いそう。
はて、この家に来るたびに何か問題が起こり管理事務所に掛け合いにいかなくてはいけないのが面倒だ。例えば、2年前に配線盤のカバーが壊れていたのでなおしておくといいながら修繕されていないとか。
旦那曰く、管理料払っているのに!と目クジラを立てないほうがいいらしい。ある程度スペイン流に慣れるにはまだまだ時間がかかりそうだ。昔は両親が管理してくれていたけれど、今は私がスイスに住んでいることもあり一緒に管理している。
とりあえず事務所に行って交渉も英語も上手な旦那に話してもらい、交渉の仕方や現地の考え方を観察中である。海外は過程より結果ありきで、旦那のように問題が解決したら起こったことに対して蒸し返したりしないことは潔いと思うけれど、私はいつまでもネチネチ覚えているタイプだ。
最近、英語を話そうとするとドイツ語が出てきてしまい英語がかなり怪しくなっているものの、怒っているときは緊張していないからか、自動的に英語がでてくるよう。旦那の横からブチブチ口を挟むのであった。
とりあえず、旦那のおかげで他の問題も解決しこれでやっとのんびり出来る。旦那は小さな問題にエネルギーを使うのはもったいないというが、真面目なサービス大国日本から来ると寛大な心を持つのは、なかなか難しいのだった。そしてそんなに小さな問題でもなかったぞー。