日々たんたん スイス編

スイスの生活。最終形でアップしていないので内容変更あり。

公園

f:id:paulchen:20210731161346j:plainスイスの公園は木で出来た遊具が多く、遊具の下は木くずやゴムの地面で出来ていて落ちても危なくないようになっている。赤ちゃんから小学生までそれぞれ年齢に合わせた遊具があり、アスレチックや水遊びが出来る場所など大人の私でもワクワクする。

公園のルールが最初はわからず、よその子供が人のおもちゃを勝手に使い、使い終わったらその辺に転がしている。旦那に聞くとそれで良いと言われたものの、うちの子供が勝手に人の物を長々と使っているのには未だに慣れない。

ブランコなども乗りたいだけ乗ってよく、人のことは気にしなくていいそうだ。子供の頃から自己主張は必要だからか、あまり大人は介入しないよう。

うちの子供はいつも滑り台を逆走しようとするのだけれど、旦那が子供を見ているときはいつも呑気に遠くからその様子を眺めているだけである。旦那曰く、子供どうし勝手に遊びを作るから大丈夫だと。

休暇先の公園で毎日滑り台の下を占領しているヨチヨチ歩きの我が子は気がついたら警察と他の子に呼ばれるようになっていた。うちの子のせいで、大きな子達は滑り台を滑れなくなっていたのだ。旦那が見ていたら、警察の我が子が時々滑り台から離れた隙に大きな子達が、いまだー!警察がいないぞ!と楽しそうに滑っていたそう。赤ちゃんが警察だなんて面白い発想だ。

スーパーでも散歩でも、色々な人から声を掛けてもらい、社会で子供を育てている感じで子育てに不慣れな私には非常にありがたいことが多い。

友達が、公園で子供のお父さんだと思っていた人が実は違い、他人の子と遊んでいることがよくあると言っていた。私も隣のブランコを押してあげているお母さんにお子さんの年を聞いたら、知らない子だからわからないと言われたことも。

新聞のオリンピック特集で日本についての紹介があったとき、2人の在住日本人がスイスの良い点について同じことを言っていた。

子供が子供らしくいられることだそう。

うちの子も存分に遊んでから大人になって次の世代に恩返しをしてほしい。

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