日々たんたん スイス編

スイスの生活。最終形でアップしていないので内容変更あり。

スイスのゆるさ その2

スイスは日本並に時間にうるさく物事もヨーロッパの中ではきっちりしているほうだけれど、割と融通がきく。

私たちは週に2回ぐらい近所の老人ホームにあるレストランを利用している。そこのレストランは賞をとったこともあり、美味しくて安いのだ。

あまりにしょっちゅう行くので、常連とみなされたのか、クリスマスに毎年レストランの自家製のハーブの入った塩やジャムをプレゼントしてくれたり、とてもアットホームな所で居心地もいい。

普通レストランで昼食べると1人2000円以上かかるが、ここで食べるとだいたい1000円以内で収まっているのが最大の魅力である。

レストランの一部はセルフサービスになっていて、量り売りの野菜ブッフェ以外はメニューがあり、コックさんに社食のように並んで注文するようになっている。

が、私たちはメニューから注文をしたことがない。メニューを頼んだら普通に高いのと、量が多いからだ。

勝手に裏メニューとして、ブッフェのように並んでいる料理を見て馴染みのコックさんにポテトとお肉など、欲しいものだけ注文し、量り売りしてもらっていた。これまた親切な顔なじみのレジのおばさんは、かなりフレキシブルで快く受け入れてくれていたのだ。f:id:paulchen:20220108172430j:plain

他のレジ係の人の場合は注意されて、きっちりメニューの値段で取られていたけれど、(それが正解だけど、、)ついに裏メニューが正式なメニューになっていた!

私たちのような人が多かったのだと思う。レストランとしてはあまり儲からないだろうけれど、需要に応えてくれる柔軟性があるのはスイスの良いところである。

写真は大流行りのキックボードパーク。キックボードだけではなく、自転車やスケボーも可。

子供が大工仕事ができ、動物もいる公園の一部で、この公園は全体的に永遠と進化し続け、毎年何かが新しくなっていてワクワクする。