義母が育った家を休暇用の家に使っているので週末にドイツへ家族が遊びによく行っている。スイスより標高が高いため夏は涼しく、さらに田舎で散歩以外する事がないが、それが良いらしい。庭でぼーっとして仕事の疲れが癒やされるそうだ。まだその良さに気づけない私はスイスに慣れてきたとはいえ、まだまだである。
コロナでしばらく行けなかったけれど、草刈りを近所の人がしてくれていた。とても親切なご近所さんで、私も時に仲間に入れてもらうが、方言がありほぼわからないので、話は右から左に流れていく。
今回は誰とも会わず予防接種の副反応で私はずっと寝込んで終わったのだった。
ドイツに行って嬉しいのは、レストランに入ると安い上に一皿が大量で、量少なめを頼んでも多いとこ。美味しいイタリアンのお店があるのだけれど、なかなか魚介類を食べれないので結局毎回ペスカトーレにしてしまう。
ついにヨーロッパ中、夏休みが始まり、帰りのスイスの高速は外国ナンバーがいっぱい走っていた。ほとんどはスイスを通りこしてイタリアへバカンスに行く車である。
寒いところに住んでいると暖かい南と海への憧れが強くなる。日本にいた時は太陽の有り難みもあまりわからず、海も近いから憧れもなかったけれど、海のお陰で新鮮な魚介類を食べれることで食文化が発展していることに感謝だ。魚介類の美味しさがわからない旦那は損をしていてる事に気づいていない。