日々たんたん スイス編

スイスの生活。最終形でアップしていないので内容変更あり。

甥っ子の学校の授業

日本の甥っ子の学校はドイツの学校を真似た授業を取り入れているため、ドイツ語の単語を多少知っていたり、ドイツの教育システムなどを理解しているので、教育システムがドイツと似ているスイスの話をしていると理解が早い。

ドイツで途中まで育ち、日本に帰国してから日本の授業に疑問を持った筑波大学の教授が提唱している授業らしく、結論を先にもってくる討論の仕方などを勉強している。

あちらの学校は1クラス20人ぐらいなので、一人一人の発言の機会が多く、前にスイスの高校生が毎朝新聞の経済面を読んで討論すると言っていたのを思い出した。

なかなか良い学校だなぁと思ったのは、甥っ子の学校では高校のときに将来何になりたいかを良く考えて、大学の進路を決めるように言われている。

そう。それが大事だよーと昔の私に言いたい。当たり前なことなんだけど、学部に関係なくどの会社でも就職できる日本の新卒採用が、よく将来について考えることを邪魔してる気がしてならない。

そのため若いうちに海外を見て刺激を受け進路を決めたいと、スイスに来たいそうだけれど、コロナや円安、学校の部活などでなかなか来れなくなっている。

ここ数年、つぎつぎと世界中で問題が起き翌年の予想がつかない生活となり、なんだか可哀想な世代だなぁと思う。

若いうちに色々刺激を受けた経験は、その後の人生に無意識に影響しているので、かなり重要だと大人になって思う。