南ドイツに義母の実家があり、今は旦那が管理している。
南ドイツの黒い森ら辺は草原がとても綺麗で、こんなとこに町が?というようなところに、その町があり、標高が高いのでスイスより気温が低く、夏は快適だ。
家は代々引き継がれていて、家の前には小川が流れ、昔は馬小屋だった場所が今は倉庫となり、庭にある大きなリンゴの木の下で昼寝をしたり本を読んだり、あまり手の加わってない自然の中でぼーっとできるところが気に入っている。
自然が人の心を癒すのは本当だなぁと思う場所だ。
久しぶりにその田舎の町に行ってご近所さんと話すと、なんだか話し声がとてつもなく大きく感じるが、うちの子も声が大きいというので間違いない。
南ドイツの人は明るいから声が大きいのだろうか。
そのご近所さんの息子さんはスイスの学校で働いているのだけれど、結婚後はドイツの国境の街からスイスに電車で通勤している。
スイスの給料でドイツで暮らすなら、かなりお得ではと思ったけれど、ドイツの税金が高いので、どちらで暮らしてもあまり変わらないそう。
この息子さんはフランスやスペインなど色々な国で今まで働いていて、最終的にスイスの職場に落ちついたが、スイスは小さい国なのに、色んな国の人が混じっていてかなりインターナショナルな点が面白いと言っていた。
ドイツも都市部は外国人が多いと思うけれど、スイスは色々な国の出身者がいるという点で珍しいようだ。
確かに、学校にはエクアドルやアフリカのブルキナファソなど馴染みの薄い国の人がいる。
スイスは閉鎖的な国なようでいて、かなりインターナショナルなのは間違いなく、移民と上手くやっている国の一つである。