日々たんたん スイス編

スイスの生活。最終形でアップしていないので内容変更あり。

ギフテッド

うちの旦那はギフテッドであるが、私がそれを知ったのはたまたまの話しの流れで最近のことである。

発想が突飛で、頭が良いとは思っていたけれど、そこまでとは思っていなかったし、本人も普通でいたいので誰にも言っていなかった。

ただ22歳で独学で学んだコンピュータ関連で起業し同時に家を購入していたので、考えてみたら腑に落ちる。

人を羨ましいと思ったことがないと言うのも今では納得である。

旦那は人と一緒に働くのが苦手なので、1人で黙々と働き、何事にも縛られず自由にやりたいように生きている。

最近、ギフテッドの話しを読んだり聞いたりするけれど、スイスではギフテッドの子が通う学校があるそう。

旦那の時代にはギフテッドという言葉は知られていなかったと思う。

ただ先生が柔軟であったのが救いであった。

小学生の頃には算数を解くのが早すぎて、先生が旦那専用のソファを用意してくれて、そこで遊んで良いことになっていたそう。

高校ではドイツ語の授業は聞かず、授業中、新聞をずっと読んでいたものの、先生は難し目の新聞を旦那が読んでいたので見逃してくれていたのだった。

ギフテッドの人は他の人に共感を示すのが難しいのかなと思うところがある。できてしまうから気持ちがわからないので、助言がときに正論すぎて厳しいのである。

私は違う国の人だから、色々考え方も違って当たり前を前提に生活しているので、上手くやっていけているところもあると思う。

弊害も色々あるだろうと、子に遺伝している場合も考え、この手の記事がでると読んでいるけれど、子供は至って普通の成長である。