自分が好きなことってなんだろうと、ふと20代後半のとき考えたら、海外ドラマや英語であった。
受験の解放感で、大学時代は勉強せず旅行に行くのがメインとなり、社会人になってからは、飲めないがほぼ毎日飲みに行くという生活で、それはそれで楽しかったけれど、どちらかと言うと受け身で物事を楽しんでいた感じである。
その結果、なんか物足りない人生を変えたく、20代後半で、学生時代にしたかった語学留学をし、それをきっかけに英語を趣味でずっと勉強していたところ、スイスへ来る結果となったのだった。
今自分の人生を考えるなら、高校か大学時代に交換留学をしたと思うが、もししていたらスイスでは生活していなかったかもしれない。
まわり道をしたけれど、最終的には自分が好きでしたかったことを意味がある無しは考えず続けてきたことで、思いもしない面白い人生になってきた。
語学は人とのコミュニケーションのツールなんだけど、ただただ私は語学そのものを勉強するのが好きなので、ドイツ語学校にも永遠と通っているフシがある。
役に立つか、意味があるなしは関係なく、好きなことをただしているのは、自分の拠り所となり、思わぬきっかけで道が切り拓いたり、自分の財産になっている。
