もし、もしあの時ああしていれば、、と時々想像してみる。
もし、高校か大学時代、英語圏に留学していたらとか。学年落とすのが嫌で結局しなかったけれど。
高校で留学していたら、大学でドイツ文学は選ばなかっただろう。
大学時代の友達に私だけ大学で学んだことを活かしてるねと言われたが、全く勉強していなかったので、活かしているとはとても言えない。
というと、基礎はあるでしょと言われた。全くドイツ語初めての人に比べたらそうかもしれない。
スイスに来たとき、単語力は全くなかったけれど、授業を受けたら、あーそうそう文法はこんな感じだったわとなんとなく思い出しはした。
40歳前後でこちらに来た人はドイツ語を挫折している人が多いので、なんとかやってこれたのは大学のお陰かもしれない。
大学時代使っていた教科書は古すぎで、授業も飛ばしすぎで、当時はドイツ語が全く面白くなかった。
ドイツからの帰国子女の友達にテスト前に問題を出してもらったら、笑われるほど出来なかったし。
大学であっても、当たり前のように難しいことを最初からさせるのではなく、二年生までは徹底的にドイツ語を教えてから、文学やオペラの授業をやってくれたほうが余程為になったのにと思う。
今でも英語の方が好きなんだけれど、在住6年目にして、やっとドイツ語も面白いと思うようなってきた。
ドイツ語なんて難しすぎて二度とやらないと思っていた大学時代。まさかまたやり直すとは。
昔、違う選択してたらどうなったかなぁ、、と色々考えて、頭の中をぐるぐるするのだけれど、結果上手くいっているから、結局まあ良いかで落ちつくのである。
人生成るようになっているから、今目の前にあるやらなければいけないことをやるのみである。後になって役立つ時が必ずくると今は思える。
不成功例だが、私のドイツ語が良い例である。