日々たんたん スイス編

スイスの生活。最終形でアップしていないので内容変更あり。

おもちゃを借りる

家の側を散歩していたら、おもちゃを1か月貸してくれる市の施設を見つけた。

おもちゃは155種類あって自転車からカードゲームまで1か月6フラン(750円)で借りられる。家に物を増やしたくないので、これはかなり重宝しそう。

こっちの誕生日会は結構大掛かりでやる家も多く、招かれた子供達をゴーカート場やポニーが乗れる牧場へ連れて行ったりなかなか面倒くさそう。

幼稚園に入るまでは誰も招かないつもりだけど、この施設で誕生会用にビンゴやホットドッグを焼く機械も借りられるそう。

いいとこ見つけたと旦那に報告したら、知っていたそうで、私も当然知ってると思っていたと言われる。

地元の人間ではないから知るわけない。

なんで早く教えてくれないんだよー!

写真は今回借りた自動車整備工場のおもちゃ。飽きもせず子供は毎日遊んでいる。f:id:paulchen:20220312192302j:plain


ありえない

f:id:paulchen:20220311205836j:plainベッドと椅子を注文し、2月に来ると言われていたけれど、待てど暮らせど来なくて3月に入った。

お店に電話をしたら、私たちを対応した担当者が辞め、その人が全てオーガナイズしていたためよく分からないので、品物は届いているが配送はいつになるか不明という。

つまり、誰も分からないからほっておかれていたらしい。

??意味がわからない。他の人が仕事を引き継げばいいだけなのに何が問題なんだろう。

旦那は呆れていたものの、自分でトラックを借りて取りに行くと言って怒っておらず、そこがサービス大国日本から来た私とは違い、心が広い。

当日、お店と交渉してお店のトラックを借りてベッドをとりに行き、旦那が組み立てていたもののマットのサイズが違っていた。

サイズ間違えや部品忘れはわりとこちらではあるのだけれど、連続でやられると怒りマックスになるのだった。

品質はいいけれど、安価な家具を売っているお店なのでそういうお店で買う時は今後はサービスや正確さを期待しないことにする。

安かろう、働かなかろうなのだ。値段とお店の対応は比例している。

どこでも丁寧なサービスをする日本て素晴らしい。当たり前のようで、世界では当たり前ではないのだった。

楽しそう

f:id:paulchen:20220305224508j:plain我が家の庭を作るために土の山が出来ていて、これが格好の子供達の遊び場所となっているが、我が家はほぼ子供達から丸見え状態であるため、毎日子供たちに手を振っている。

気が抜けないのだ。

垣根がないので、自由気ままに色々な人の家の庭を移動して遊んでいて、それぞれの庭にブランコや鉄棒やツリーハウスがあったり、住宅内に大きな公園があるような感じだ。

庭が完成したら、我が子もあの子供達の輪の中に入れたいぞ。そしたらかなり楽になる。

我が子は可愛いけれど、可愛いだけではもちろんない。

後もう少しだ。ふふふ。

ブースター

腕が痛い、、日本に戻るためブースターを受けて来た。予約なしの会場はガラガラで、係の皆さんが井戸端会議をしているところに、私が登場。

親切なお医者さんからお菓子まで貰い、のどかな雰囲気だった。

ドイツ語学校の先生は3回目が一番副反応が強すぎて学校にこれず、授業が中止になったのだけど、自分はどんな副反応がでるのか。

早くも腕が痛くなってちょいと悪寒が、、

ちなみにモデルナです。

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写真はファスナハト。

初日は朝5時から始まり、夜中2時ぐらいまで毎日騒ぐ日が6日ほど続く。寒い冬を吹き飛ばすために怖いマスクをつけています。


日常に戻る

f:id:paulchen:20220219162520j:plainスイスはコロナ規制大緩和で、公共交通機関や病院、老人ホーム以外はノーマスクokとなり、予防接種の証明も見せなくてよく、ほぼ通常運転に戻った。

ノーメイクで日常を過ごしていたけれど、マスクが無くなっても、もうそのまま過ごそうと思う。

スイスに来て一番の変化は化粧を全くしなくなったので化粧品代がほぼかからなくなったこと。眉毛すらほぼ描かなくなった。

快適快適。

美容院も高くてただパツパツ切るだけで1万をこすので、旦那にバリカンで切ってもらって髪も適当にしていた。さすがに限界がきたので、旦那いきつけの美容院に行ってみたら、なんとちゃんと髪も軽くしてくれ、櫛が頭にグサっと刺さることなく丁寧に扱い、初めてマトモな美容院を見つけて感激したのだった。

60代ぐらいの女の人だけれど、マイスターなので上手い。マイスターになるには4年学校にいくそう。若い人より経験がある人を選んだほうがスイスで髪を切るには良いかもしれない。

さて、あとは日本の入国緩和の詳細を待つのみ。

春には帰りたいので、なんとかお願いしまーす。


スイスの軍隊

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我が家の側に空軍があり、毎日戦闘機が飛んでいる。スイスは小さすぎて、すぐに通り越してしまうためノルウェー上空まで飛んで練習しているそう。

普通に軍の滑走路を散歩でき、一般道路を滑走路の一部に使うため車が一時停止されたり、基地が金網で囲ってあるだけなので全く秘密めいたところがないのが不思議でしょうがない。

散歩していると、新兵が全員地面に伏せて銃を構える練習をしていて、上官が新兵を足でドカッと蹴って構える姿勢を直していたことがあり、映画でみた風景だと思わずしばらく見入ってしまったこともある。

アメリカとソ連の冷戦終了までは、どこにどんな仕掛けが国中にされているか話すのはタブーであったそうだけれど、今は一部オープンになっている。

山中を掘って基地にしていた長いトンネルを歩けたり、今は使われていない山の上に設置されたミサイル迎撃システムを見ることが出来る。

最近見てへぇーと思ったのが下の写真。戦車で攻めてこられたら橋の側の小屋にある起爆装置で橋を爆破することになっていて、且つ森から戦車が入って来られないように大きな石が森に埋められているのだ。

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永世中立国ではあるが、常に有事のために準備をしている。最近は兵役の代わりにボランティアを選択できるようになったが、40代の旦那の時代は全員兵役についていた。

旦那も兵役についたものの運動音痴なため事務職に選ばれたのをいいことに、自分がしたくない訓練は事務所で全部コンピュータから名前を削除したそう。銃の使い方も知らないので、有事の際には全く何も役に立たないことがわかった。

ちなみに官舎に兵士は住むことになっているけれど、それも名簿から名前を消している。。

軍の訓練が終了しても時々射撃の訓練はしなければいけないのだけれど、その時は運動神経抜群で軍から何回も勧誘されていた義兄に撃ってもらっていたのだった。

心臓に毛が生えているのは知っていたけれど、バレたらどうなるかと考えないものなのだろうか。

今でも軍隊生活は楽しかったとノンキに話しているのである。

イヤイヤ全く軍隊生活してないじゃん!


コロナの現状

f:id:paulchen:20220205171009j:plainスイスでコロナ濃厚接触者は隔離5日だったところ、今週から隔離が無くなった。これは大きな決定である。かなり蔓延しているものの、症状が重症化する人が少ないためインフルと同じ扱いになってきている。

2週間置きぐらいに政府は現状を見て規制を緩めている。今後はレストランでの予防接種証明の提示やマスク不要が検討されるそう。

幼稚園では毎日誰かが隔離で来れなくなっていると友達が言っていて、お子さんもコロナにかかり症状は風邪と変わらないようだった。遊び盛りの子供を隔離させるのが大変そうだったので隔離がなくなることで学校に行くお子さんがいる家はホッとしたと思う。

毎日ドンドコ太鼓の練習が聞こえる。ファスナハトはこれで開催されるだろう。太鼓の音でコロナを追い出して欲しいなぁ。そろそろ日本に帰らせてくれー。

春とともにスイスからコロナも去って行きそうな予感がする。