最初の1人を見つけるのが結構大変なのだ。
まだまだ新参者だと自分は思っていたけど、毎年、移住してくる人はいるのでそろそろ中堅になるのだろうか。
スイスというと昔からボーディングスクールのイメージがあり、いったいどこにあるんだろうと思っていたら山に散歩に行った時に周りに何もないところに校舎とグランドを見つけた。見てみると世界60ヵ国から学びに来ていると掲示板に書いてある。
スイスに住んでいるというより、隔離された山に住んでいるといったほうがしっくりくる。勉強に専念できそうな環境だ。
日本に帰省した時のこと、搭乗口にどこからともなく高校生らしき若者達が付き添いなしでバラバラと集まって来ていて、ヴィトンの鞄をもち何の集団かと不思議に思っていた。ちょうどその時はビジネスを利用していたのだけれど、なんとビジネスに何人もの高校生が慣れた感じで乗っているのだ。これにはちょいとビックリ。どうもスイス各地のボーディングスクールから実家に帰る途中らしく、Instagramでほぼ皆繋がっているようだった。
今の時代だなぁと思うと同時に電話しかない高校時代に生まれて良かったなぁと思う。それにしてもこんなに沢山の日本人がボーディングスクールに通っているのかと普段交わることのない世界を垣間見た不思議な旅路となったのだった。
