日々たんたん スイス編

スイスの生活。最終形でアップしていないので内容変更あり。

犬の競技会

f:id:paulchen:20210628002109j:plain義姉は大型犬のブリーダーをしていて、ある犬種の競技会のヨーロッパチャンピオンに何回もなっている。今ではスイスの協会の理事長になり、他国で開催される大会で審査員もしている。

人間より犬のほうが大事なため家族の集まりには忙しくてなかなか来れないので、たまに来ると何があったのかついつい珍しいので聞いてしまう。

一度、犬の誕生会に呼ばれ写真を撮ろうというので全体写真だと思って準備したら、犬だけの写真を撮っていたので笑ってしまった。本当に人間より犬なのだ。

義姉の友人は皆動物好きだ。旦那が一度イタリアにいる義姉の友達の家に一緒に遊びに行ったら、キッチンにロバがいて二度とついて行きたくないと言っていた。こちらの動物好きな人はムツゴロウさん並である。

時々義姉の家に遊びに行くと大型犬が何匹もいて私はなるべく触りたくないのだけれど、子供は全く怖がらず触っていられるのは血筋かもしれない。産まれたばかりの子犬10匹に囲まれ、倒されてもニコニコしているのだった。

そんな義姉の犬の競技会が近くであったので見に行った。芝生の上でソーセージとケーキを食べながらのんびり見ていたものの、ルールもよくわからず、分かっているのは見た目を競う大会だというぐらいだ。しかしながら素人目にはどの犬も大差なくみえる。結果は義姉の犬がまた優勝したとのこと。

義姉のところに子犬が産まれると購入の予約はすぐにいっぱいになり、この世界では知られた存在だが、ブリーダーは全く儲からないらしい。審査員をしても旅費がでるぐらいだそう。

もともと翻訳業から転身をし、本当に好きなことをしているので楽しそうだけれど、好きなことってお金にならないこともあるから大変だなぁと思う。ただ、一生懸命になれることはなかなか見つからないから羨ましくもあるのだった。