小さな動物園が近くにあり、年間パスで家族3人で100フラン（1万ちょっと）のためネットで購入して毎週末通っている。スイスにしてはかなりお得だ。
小さな子供を歩かせるのに丁度良い広さで、幼稚園ぐらいまでの子が沢山来ている。チーター、ラクダが1番大きな動物達で、ポップコーンをロバ、ラクダやハナグマにあげられるようになっている。ハナグマはソフトな手つきで見事に手から餌を奪っていくのでお気に入りの動物だ。
園の最後にはペンギンがいるけれど、子供は動物より公園目当てで、ペンギンをすっとばして、一目散に公園へ行って毎回遊んでいる。
そして何故かここの公園で毎回男女とも意地悪な子に遭遇するのだった。
大きな子がうちの子供をたたいたり、子供の服を遊具の上で引っ張り転ばされそうになったことがあり、日本語でちょっと！と思わず出て行ったら、急にしおらしくうちの子にフレンドリーに振る舞い始めた。
子供ってなかなかずる賢い。おばさんはずっと見ていたぞ。故意に意地悪をしているのは明らかにわかっていたぞ。
こういう時、誰もわからない日本語は便利だ。その場で酷いね〜と声にだして1人すっきりするのである。
うちの子はまだ話せないが、嫌なら嫌という態度を出すようにと毎回言っている。その時は、急に親切そうに手を繋ごうとしたその子の手を振り払っていた。
いつも行く公園で意地悪な子を見たことがないので、これはこれで色々な場面に対処する良い経験である。
さて、もうかなり前にこの動物園の年間パスを購入したがまだパスが届かない。毎回身分証明書を見せ、信用で通してもらっているがしょっちゅう行くので顔を覚えられている。
本当に旦那はパスを購入したんだろかー、、
