日々たんたん スイス編

スイスの生活。最終形でアップしていないので内容変更あり。

色問題

f:id:paulchen:20211103214422j:plain建築中の我が家の外壁の色でもめにもめ、ついには近所中が朝から集まり、建築家も入れ会議になった。

事の発端は我が家の外壁がブルーグレーと知ったお隣さんが猛反対をしてきたことから始まる。一度、建築家を交えて説明したが、好きな色ではないと今度は近隣住民を集めたのだ。

役所に色の許可をとり、建築家は仕上げる家は自分の名刺がわりになるのでもし変な色ならそもそも止めていると言っている。同じ色で既に家を建てている実績があり、そこでは何も問題にならなかったそう。

そもそも周りが色を変えさせる権利はないのだけれどねー、、

この住宅地にピンクとか赤茶の家もあるのに、と私的にはイライラ度爆発で、隣の人とは絶交であると思っていたが、旦那は色の話と付き合いはまた別の話という。

基本は親切な人たちで、私たちに怒っているわけではなく色がただ嫌なだけだそう。しかし、2回も言ってくるなんて凄いなあと思う。我が家の土地なのに。

他の隣人は好きな色ではないけれど、別に良いと言っていたそう。

とりあえず再度家で話し合ってもらい、それでもやっぱり嫌だと言われたら、しょうがないから代替案のモカ色にしようと建築家と話している。

我が家的にはモダンに仕上がるならそれでも構わないという結論になった。

とりあえず旦那は代替案があるとは会議ではあえて言っていない。ポーカーと同じ心理戦だそう。

今日は有意義な話し合いであったと旦那は言っていたので、人の家の色を変えさせるなんて、ものすごく横柄な!と怒り心頭だったところ、まあいいかと少し思えるようになった。

自分の白黒つけたがる性格から旦那の柔軟な思考を今後は少し真似したいとは思う。

旦那にしたら外壁の色問題は小さな問題だそう。